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2005.2月 冬の京都旅行

旅行日・・・2005年2月11日(金曜日)~13日(日曜日)2泊3日の旅(曇り時々晴れ時々雪チラホラ)


【初日の京都は、世界遺産3つ~♪】


いよいよ、大好きな京都へ行く日となりましたぁ~♪
今回は、両親と一緒の旅です~。

京都へ着いたのは、午前11時過ぎ。
コインロッカーへ荷物を預けて、早々に周ろうと思ったら、
そのコインロッカーが空いてないっ!

うぅ~~ん・・・
冬の京都恐るべし・・・っと思った瞬間~。ふふふ。

それでも、早々に荷物を預けて、行動開始。
初日は“きぬかけの路”を歩く事にしましたぁ~。


最初に訪れたのは、北山文化の象徴、金閣寺。
正式には、鹿苑寺と称します~。
室町幕府三代将軍足利義満が、西園寺家の山荘を譲り受け、
建造物や庭園を整備して北山殿としたのが、鹿苑寺の始まりになるんだそうです~。

今回、特別公開されている方丈。
この方丈は、江戸時代に再建された建物になるそうです~。

方丈の松の合間から、金閣を望む事が出来ます~。
でも、完全には見なくて、このチラチラと見えるのが、
“何とも言えず”って気持ちにさせられます~。ふふふ。

金閣(舎利殿)
昭和25年に放火で焼失してしまった金閣は、昭和30年に再建されました~。

初層は、藤原時代の寝殿造風で法水院(ほうすいいん)
二層は、鎌倉時代の武家造風で潮音洞(ちょうおんどう)
三層は、禅宗仏殿風で究竟頂(くっきょうちょう)
・・・っと呼ばれているそうです~。

それにしても、観光客の人達(自分もだけどね~)多くて、スッゴイ混雑状態でしたぁ~!
でも、修復作業を終えた金閣は、とぉ~ってもキレイでした~♪
夏の金閣はギラギラしてるけど、この季節の金閣は、ちょっと良いかもね~♪


次に向ったのは、龍安寺さん。

徳大寺家の別荘だったものを、細川勝元が譲り受け、禅刹を建立した事に始まるそうです~。

金閣寺に居る時にチラホラ降っていた雪は、ここでは降る事もなく、
参道を、の~んびり歩いていると、気持ち良かったです~♪

寒っい京都にあって“健気に咲いてる”っていうよりも、
十分存在感があって、キレイでしたぁ~~♪

龍安寺さん・・・と言えば、この“石庭”
虎の子渡しの庭とも呼ばれていて、
15個の石を、5・2・3・2・3に配し、禅の境地を表現してるとか・・・

この日も、たくさんの観光客の人達が、座ってお庭を眺めておりましたが・・・
満員電車の中にいる様な混み具合で、
の~んびり瞑想・・・とは、この日は、出来そうもありませんでした~!ふふふ。

今回、特別公開されていた仏殿・西の庭です~。
でも、ここは・・・
うぅ~~ん・・・わざわざ見なくても良かったかも~!
私達親子の感想です・・・ふふふ。

水戸の黄門様が寄進したといわれている、つくばい。
“吾唯足知”われ唯足るを知る・・・っと刻まれて、
禅の精神を表しているんだそうです~。

鏡容池からの眺めは、いつ見ても良いなぁ~って思います~。
なんか“ホッ”と出来る、そんな所だと思います~。


この日、最後に向った先は、仁和寺さん。
仁和寺の創建は、平安時代になるんだそうです~。
明治維新まで、法親王の門跡に迎え“御室御所”と呼ばれ、
門跡寺院の筆頭として栄えたそうです~。

ここも、丁度団体のツアーの人達と遭遇してしまったので、
たくさんの人達で賑わう事に~・・・!

仁和寺の五重塔を見上げた時、空の青さがキレイでしたぁ~♪
写したハズの五重塔は、木の陰に~。ふふふ。
でも、意外に気に入ってしまった、この写真~♪

今回特別公開されている、観音堂。
せっかくの特別公開だったのに、何故か、この観音堂に関しては、
あんまり覚えてない~!なんて事~~!?

こちらも特別公開中の、金堂(国宝)
数年に一度、特別公開する以外は、金堂の中を見る事は出来ません。
堂内は、普段閉ざされているお陰で、壁に描かれた絵の色彩は、
まだまだ鮮やかなままでした~。


この日周ったのは、ユネスコの世界遺産に登録されているお寺さんを、三つ~。
今までにも、何度となく訪れて来たけど、まぁ~人が多かったぁ~!
三連休&特別公開って事もあるんだけどうけど、
明日からも大変そう~って思ってしまったわ~。ふふふ。

この後は、今回の旅行でお世話になるホテルにチェックイン。
夕食を早めにとるために、5時半頃、京都の街へ~。
今夜は、鉄板焼きのお店へ入ってみました~。

あっと言う間に食べ、あっという間にお店を出て、
ホテルの大きなお風呂で、の~~んびり~♪

歩き疲れた私達・親子三人は、あっと言う間に夢の中へ~。
多分、10時頃には、寝ていたわ~~。
明日も、早起きして歩かなきゃいけないもの~。ふふふ。


ライン5


【京都二日目、嵐山界隈~。】


本日、2日目の朝も、寒いですぅ~~!
昨日よりも、かなり寒いかな~・・・。

今回泊まったホテルは、京都駅に近かったので、移動にとても便利でした~。
バス乗り場に着くと、嵐山行きが停まっていたので、早速乗車。

バスを降りると、目の前には、大堰川に架かる渡月橋。
最近、嵐山へはあまり来てなかったので、ちょっとウキウキ~♪ふふふ。

さて、朝一で向った先は、嵐山の天龍寺さん。
ユネスコの世界遺産に登録される、京都五山の第一位、臨済宗天竜寺派の大本山の格式を誇ります。
後嵯峨天皇の離宮亀山殿跡に、足利尊氏が後醍醐天皇をはじめ、南北朝争乱の犠牲者を弔う為に、
開いたお寺さんなんだそうです~。

拝観入り口の庫裏を入ると、大きな達磨さんが迎えてくれます~。
この達磨さんを見ると“天竜寺さんに来たなぁ~”って感じます~。

天竜寺さんの中庭。
部屋の中は薄暗く、その反対に、外は明るく・・・
うぅ~~ん、良い雰囲気~♪

大方丈の前に広がる、亀山・嵐山を借景にした、曹源池を配した池泉回遊式庭園。
ここのお庭は、日本で初めて特別名勝に指定されたんだそうです~。

お庭を歩きながら多宝殿へ向う途中に咲いていた、お花。
とぉ~っても鮮やかな濃い目のピンク色で、存在感たっぷりに、
キレイに咲いてましたぁ~♪
横から眺めた時に、お花の先には、大方丈&お庭が広がって見えて、
なんとも、良い雰囲気でしたぁ~!

お庭の出口脇に置いてあった鬼瓦。
愛嬌があったので、思わず撮ってしまいましたぁ~。ふふふ。

この後、法堂の“八方睨み”の雲龍図が特別拝観だったので、寄って見て来ました~。

天竜寺さんでは、搭頭寺院が二箇所、特別公開していたんだけど、
パパリンが興味ないと言うのよね~。
パパリンは、昔の建物を見るのが好きで、お庭には興味がないんだって~。
私は、お庭を見るののも好きなんだけどなぁ~・・・
しかも、普段は入れない搭頭寺院だもん。見たかったなぁ~。

特別公開中の搭頭寺院は拝観断念だったけど、
その代わり、次に向った先は、私の行きたかった場所へと向いました~♪
天竜寺さんの前のバス停から、鳥居本へと移動しました~。

嵯峨鳥居本の街並み。
なかなか来る事が出来なくて、今回、初めて来ましたぁ~。
賑やかだった嵐山から、急に田舎へタイムスリップした感じです~♪

つたやと平野屋と、古いわら葺屋根の建物が、2軒並んでいます~。
平野屋は、築400年の建物になるんだそうです~!

平野屋さんの前のダラダラとした坂道を登って、愛宕寺へと向いました~。

愛宕寺の本堂になります~。
周りは、ホント静かです~。
聖徳太子の創建とも伝えられる古刹だそうです~。
もともとは、六波羅蜜寺の近くにあったのを、大正時代に移転してきたそうです~。

1200体近く並ぶ羅漢様です~。
どの羅漢様も福よかな姿をしていて、可愛らしいのよね~。
仏野念仏時は、ちょっと怖い雰囲気が漂うけど、
ここ愛宕寺の羅漢様は、怖くないです~。ふふふ。


愛宕寺を後にして、大覚寺へと向いました~。

正式名称は、旧嵯峨御所大覚寺門跡と称するそうです~。

御影堂の前に広がるお庭と中庭になります~。
現在、大覚寺では、修復工事が行われている最中の様で、青のビニールシートに覆われてる所が多く、
そのシートが写らない様に写真を撮るのが大変~!ふふふ。

あと、残念な事が、もぉ~一つ。
私は、大覚寺さんの売店で売られていたお饅頭が好きだったの~。
今回、久しぶりに買える~♪って楽しみにしていたら、売ってなかったぁ~!
うぅ・・・この旅で一番ショックで悲しい出来事だったかもぉ~!

時代劇の撮影等で有名な、大沢池。
この日も、お天気が変わりやすく、晴れたり・雲ったり・雪がチラついたり・・・
って天候だったけど、大沢池では、良いお天気でした~♪

中庭で見付けたお花。
“また、春に来たいなぁ~”って思った瞬間。ふふふ。


この後、食事をしたりして、バスに乗って移動。

酒造りの神様として信仰を集めている、松尾大社。
京都最古の神社になるんだそうです~。

拝殿と本殿になります~。
本殿は、創建以来、皇室や幕府の手で改築され、現在のものは室町初期の1397年の建造にかかり、1542年大修理を施したものだそうです~。
建坪35坪余、桁行三間・梁間四間の特殊な両流造りで、松尾造りと称せられるんだそうです~。
拝殿は、江戸時代の建築と云われてるそうです~。


松尾大社を拝観後、この時点で4時近くだったので、
この後は、嵐山に戻って、お土産タイムとなりました~。ふふふ。

渡月橋の上から、大堰川を眺めた時は、
もぉ~夕方で日も落ち初めていたので、寒かったです~~。


この日も、たくさん歩き回り疲れましたぁ~!
でも、楽しい時間は、あっと言う間。
京都へ居れるのも、明日一日だもん。楽しまなきゃ~~♪ふふふ。


ライン5


【京都最終日、東山界隈~。】


とぅとぅ京都最終日~!
帰りの新幹線が、4時ちょっと過ぎの便を取っているので、
それまで、目~一杯周る事に~。ふふふ。

最終日は、東山界隈を散策する事に~。
最初に向った先は、今回、私が楽しみにしていた六波羅蜜寺へ~♪

今年は、NHKの大河ドラマ“義経”が放送されていて、
その中で、平清盛は“六波羅様”と呼ばれています~。
平安時代の平家一門が、この地に軒を連ねていたとの事です~。

私は、空也上人の、口から阿弥陀如来仏を吐き出す像を、
以前から見てみたかったの~。
今回、初めて見る事が出来ました~。
結構、表情とか精密で、ちょっと不気味さが漂うけど・・・ふふふ。

今回、六波羅蜜寺も特別公開されていて、
平家縁の寺宝として、建礼門院の硯や、安徳天皇の冥福を祈願した、泥搭などが展示されていました~。
義経を見ている私は、何となく身近に感じてしまったわ~。ふふふ。


六波羅蜜寺を後にして、ダラダラと続く坂を登りきると、
清水寺へと到着~。

今回、特別公開されていた、清水寺の搭頭の一つである成就院(じょうじゅいん)
ここのお庭は、京の月雪花三名園の一つ“月の庭”と呼ばれているそうです~。
その有名なお庭は、撮影禁止・・・
特別公開って楽しみなんだけど、写真撮影禁止が恨めしい~!ふふふ。

成就院拝観後は、清水寺へ~。
相変わらず、賑わってますぅ~~!

清水の舞台に立つと、その正面に見える搭・・・いっつも気になっていたの~。
この搭は、子安搭って言うんだそうです~。
子安観音(千手観音)を奉り、名前の通り安産に大きな信仰を集めてきたんだそうです~。

奥の院から眺めた本堂、清水の舞台。
相変わらずの観光の名所だけあって混んでるんだけど、
意外にすんなりと、写真撮影が簡単に出来ました~。

私の風景画を撮る時のモットーは、なるべく人物が入らない様に撮る・・・なの~。ふふふ。
人が居ると、最大限努力して待つ~・・・根競べ~?ふふふ。


産寧坂・二年坂を歩きながら、あっちのお店、こっちのお店と覗きながら、
パパリンが行きたがっていた、高台寺さんへ~。

何度も訪れた高台寺さんなんだけど、今回、新発見があったのよぉ~♪
それは、この日、高台寺さんのお坊さんの説法を拝聴する事が出来ました~。
そのお話をして下さったお坊さんが・・・

“カッコイイ~~~♪”
です~・・・ハイっ!ふふふ。

年の頃、30歳位じゃないかと思うんだけど~。
その方のお話は、普段のお坊さんの生活が、どんな事をされてるのか、
修行は、どんな風に行われてるのか・・・そんなお話を聴かせて下さったんだけど、
“何か質問はありますか~?”って聞かれるので、
よっぽど“何故、お坊さんになっちゃったの?”って聞いてみようかと思ってしまったわ~。ふふふ。

拝観を終えて、一たん外へ出て、入る時に頂けなかったご朱印を頂きに納経所へ~。
そこで、ご朱印を頂いて、両親と大きな声で話していたの~。

“今日の一番の収穫は、高台寺さんのお坊さんが、男前だったって事~~♪”って言う私に、
パパリンが・・・
“じゃ~お嫁さんにして下さいって言ってくれば~?”って言うのよ~。
“でも、名前もしらないもん♪”と言いながら、高らかに笑いながら話していると、パパリンが・・・
“そこに座ってるよぉ~♪”・・・っとの事~。

“えっ!?”
・・・っと慌てる私、納経所の小さい窓から中を覗くと、
さっきの男前のお坊さんが、しっかりこっちを見て笑っておりましたぁ~・・・!
恥ずかしい~!なんちゅう~事を~~!ふふふ。

まっ、これも思い出、思い出~~!ふふふ。


次は、高台寺さんの向かいに立つ、円徳院。

北政所ねねさんの実家、木下家の菩提寺として開かれた高台寺の搭頭だそうです~。

方丈前に広がるお庭と、北庭。
北庭は、国名勝指定を受けてるお庭で、
もともとは、伏見城の北政所化粧御殿の前庭を移したもので、
当時の原型を、ほぼそのまま留めてるんだそうです~。


ねねの路を歩きながら、円山公園まで来て坂道を上がって行くと、
特別公開している、長楽寺へ辿り着きます~。

桓武天皇の命で最澄が開いたという由緒あるお寺さんなんだそうです~。
この辺りは、賑やかな場所なんだけど、ここだけは、いつも“ひっそり”してるんだよね~。

でも、この日は特別公開!
私が着いて、中に入ろうとした時、特別公開でバイトに来ている学生が、
“○○ツーリストさん20人!”の声~!
思わず、私達3人、混む前に少しでも早く見ようと大慌て中へ・・・

このお寺さんは、壇ノ浦で一人、敵方の源氏の武士に助けられた
建礼門院が、落飾したお寺さんとしても有名です~。


今回の京都旅行の最後、知恩院へ~。

とにかく、大きい!
世界最大の木造門とされる山門なんだそうです~。
しかも、国宝。

山門の下に立ってる人が、小っこく見えるもんね~~。
ホント、圧倒的な大きさです~。

法然上人が、念仏の根拠地としていた浄土宗の総本山なんだそうです~。
この御影堂も国宝だそうです~。

この日、私達が訪れた時、御影堂の中では、法要が行われていて、
お坊さん達が9人程で、お経をあげておりました~。
一般の人達も、気軽に御影堂の中に入って、静かに見て・聴いてる事が出来て、
なかなか良い体験が出来ましたぁ~♪



この後、京都駅へとお戻り、新幹線の到着を待つばかり。
今回も、あっという間の3日間。
あぁ~~次は、いつ来ようかなぁ~~・・・ふふふ。



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